Amazonプライムはその便利さから多くのユーザーに利用されており、無料配送やプライムビデオでの映画視聴が特に人気です。
Amazonからは購入時の通知やその他の連絡がメールで送られることが一般的です。
しかし、プライム会員の更新時期が近づくと、「メンバーシップの満期通知」と称するメールが届くことがありますが、これは詐欺である可能性が高いため、メール内のリンクは絶対にクリックしないように注意しましょう。
また、Amazonを装ったその他の詐欺メールも頻繁に報告されており、これらのリンクをクリックすることは避けるべきです。
この記事では、詐欺メールを見分けるためのポイントを紹介します。
プライム会員の更新と課金の実際
Amazonプライムの支払い方法には、年間一括払いと月額払いがあります。
ユーザーが契約を解除しない限り、これらの支払いは自動的に更新されます。更新が完了すると、「更新完了」と通知されますが、「支払いの更新が必要です」や「更新に失敗しました」といったメールは、詐欺の可能性があり注意が必要です。
特に、クレジットカード情報の有効期限が切れている場合に支払いが行えなくなることもありますが、Amazonはプライム会員の満期について特別な通知をすることはありません。
そのため、こうしたメールに対しては警戒し、騙されないように気をつけましょう。
Amazonプライム更新通知メール、信頼できるか？
Amazonプライムから
「プライムを利用していただきありがとうございます。お客様の支払い方法が承認されなかったため、年会費550円の請求ができませんでした。このため、プライム特典を現在ご利用いただけなくなります。3日以内にお支払い方法を更新しない場合、プライム会員資格が取消されます。特典を引き続き利用するには、以下のリンクからログインして、お支払い情報を更新してください。」
といった内容のメールを受け取ることがあります。
このメッセージを見たら、誰でも焦ってしまうかもしれません。
しかし、実際にはAmazonはこのようなメールを送信することはありません。
通常、クレジットカードの有効期限が切れていることに気付くのは、Amazonでの購入時に問題が生じた時です。
このようなメールが届いても慌てず、詐欺の可能性を疑い、その見極め方を学んでおくことが重要です。
Amazonを模倣した詐欺メールの見分け方
見た目がAmazonからの公式メールと酷似している詐欺メールですが、以下のような特徴を持っていますので、細かくチェックすることが重要です。
- 送信元のメールアドレスがAmazonのものと異なる。
- 文章の中に日本語の不自然な表現が含まれている。
- 公式のAmazonサイトではなく、個人的なメッセージをチェックするよう指示している。
これらの特徴を確認し、怪しいと感じた場合は、直接Amazonの公式サイトにアクセスして確認するのが最善の対策です。
メールアドレスの確認方法
受信したメールがAmazonのものか、それとも詐欺の可能性があるかを見極める手段の一つとして、メールアドレスの確認が有効です。
見た目がAmazonの公式メールアドレス「xxx@amazon.co.jp」に似ていても、前置きの「xxx」が不自然な文字列や一般的でない名前である「admin」などが使われている場合、疑いを持つべきです。
本物のAmazonメールは「store-news@amazon.co.jp」や「customer-reviews-messages@amazon.co.jp」のように具体的な部署名が含まれています。
また、ドメインが「amazon.jp」や「amazon.com」の場合は詐欺のリスクがありますので、注意が必要です。
不自然な日本語の使用
詐欺メールに共通する特徴として、日本語の不自然な使用があります。
文中に適切でない場所に読点が挿入されていたり、奇妙な表現が見られることが多いです。
さらに、「数日以内に更新が必要です」といった緊急を促す表現も、詐欺メールの典型的な手口です。
このような言葉に出会った際は、その真偽を慎重に判断することが大切です。
Amazonメッセージセンターの利用
Amazonからの正式な通知は、Amazonウェブサイト内のメッセージセンターにも掲載されています。
メールの内容に不審な点を感じたら、メッセージセンターで確認してみることをお勧めします。
メールの内容がメッセージセンターにもあれば、それは正規の通知である証拠です。
まとめ
Amazonから「プライム会員の満期通知」といったメールが届いた場合、その多くが詐欺である可能性が高いです。
メール内にあるURLにはすぐにアクセスせず、まずはAmazonのメッセージセンターで内容を確認することが重要です。
この慎重な対応は、Amazonだけでなく他のオンラインショッピングサイトにも適用されます。
怪しいと思ったら、無闇にリンクをクリックせず、公式の情報と照らし合わせて確認する習慣をつけましょう。
